時間を見付けては畳鞄のサンプルに勤しんでおります。

まだ 「コレだ!」 という満足感が得られていないのが残念なのですが。

形状を練り直し、縫製技法を変えてみたり。

とっても面倒な作業なのに新たなモノと出会える楽しみの一つでもあります。

 

畳の脇役?だった畳縁がメインに成った畳縁バッグってありますよね。

そんな畳縁バッグを見ながら

   和室でメインの畳もついでにバッグに成っちゃおうよ!(笑

との思いから作業開始。

 

ダニやカビが発生しにくい。

バッグ=お外で持ち歩くという面から紫外線による変色が起こりにくい。

防汚加工されているのでお手入れ簡単。

バッグとしては最適な素材じゃないかと思い和紙を樹脂コーティングし畳様に織った和紙畳を採用。

 

畳バッグ。

通常のミシンでは厚みの関係で縫えません。

そこは児島ならではの ジーンズ用・極厚専用ミシン が大活躍してくれます。

 

 

 

20130617

 

和紙畳だとカラーや編み方のバリエーションも多くて面白い。

因みに表側の底にはソファー用の合皮キルトでクッション製も持たせてみました。

内側(画像忘れました;)は勿論、い草の香漂うイグサ畳を底板代わりに。

この底板=い草畳だけは譲れないポイントです(笑

 

有難い事に畳屋さんの展示会とやらに並べたいとの依頼を承ったので。

其れまでには最高の畳鞄を完成させたいものです。

 

因みにサンプルは強度&使用テストを含め知人に押し付け中(笑

見掛けたら 押し付けられたんだな と思ってください。