年明け早々、縫製に関するお問合せが入っております。

現在の状況だと多分、30以上のロットは「どうしようかなぁ・・」な感じです。

 

気が向いたり・私が楽しめそうだったりだとお請けする場合もあるのですが、年末にファスナー入荷が遅れ(特殊な仕様で発注したので仕方がない;)

本日からファスナーやら資材やらが一斉に入荷している事態!

昨年内に少しでもファスナーが入っていれば順次、サンプルも抜けていたのですが

こればかりは私の都合でどうなるものでもないし、天下のYKKさんのせいだという事で(笑

だからといって納期は遅れませんので依頼くださっている各社様、御安心を。

 

納期と言えば!

本日、初めてお会いする振り屋さんが本生産の相談に来られました。

珍しく仕様書+現物サンプル持参だったので助かったパターンです。

仕様書だけで安請け合いすると怒ってしまうバージョンの縫いでした(笑

サンプルを縫製した工場がいざ本生産と成ったら納期やら何やらで入らないとの事。

本当に忙しくて無理なのかもしれません。

 

かもしれませんが!!!

 

どう考えてもその縫い仕様で50本は 「面倒」 でしかない!(私基準)

ちょっとだけ 「サンプル縫って面倒だったから断ったんじゃね?」 と妄想してしまった私です。

すみません、ちょっとではなく多分にです(笑

 

私はサンプルを請けた際、裁断前に徹底的にパターンと縫い仕様をチェックします。

サンプル1本や2本なんて面倒だったりパターンが適当だとしても正直、どうやってでも縫えます。

ただ、本生産に成った時。

工場の縫い子さん達が「楽に早く綺麗に」縫える仕様を提案するのも私の仕事だと思っています。

其の為にはパターンがパーフェクトでなくては!!なんて思っています。

でも、パタンナーさんだって人間。

うっかりミスも有れば、型紙の得て不得手だってあります。

 

本生産に掛かる前の見本。

サンプルの時点で裁断前に徹底的にチェックする事。

 

そうして依頼先様が渡してくれたパターンはあまりに出鱈目過ぎて(画像奥側)

修正パターンをまるっと出す事に成って成ってしまった(画像手前)本日の例。

20150106

修正後のパターンも徹底的にチェック。

もうね、嫁いびりする姑みたいなもので何所か間違えてやしないか探しまくる(笑

裁断~縫い上げは縫い子である私の仕事ですからスムーズに楽しく縫う為には姑業も大事な工程。

 

そんなこんなでProStudio KASEIでは資材の揃った順に縫製に取り掛かっております。

2015年も倉敷・児島の駅前で楽しみながら縫って参りますのでどうぞ宜しくお願い申し上げます!