「暇な時にしてくれたらええよ(良いよ)」
「急がん(急がない)から」
「気分転換ついでにして」
そんな言葉と共にお仕事を置いていってくれる会社さんも(笑
言葉通り、催促も全くなく。
いやはや有難い事です。
だからといって放置プレイだとそれでなくとも狭い工場内が資材で満載に成ってしまうので;
隙間に差し込み縫ってしまう事にしています(笑
今回は着物の帯、リメイク!
時代掛かった物から新しめの物まで。
保存状態にもよりますが、程度は色々なので解くのに気を遣います。
解いて、裁断して、裏地を付けて。
重厚ミシンで縫うべし!!!
薄い絹だろうが厚めの絹だろうが20番手の太い糸(ジーパンのステッチとかに使われているような太さ)をミシンにセットして
縫うべし!!!!!
二本ステッチなので二本針ミシンを使えば良いのでしょうが、うちの二本針送りミシンでシルクを縫うのはちょっと手強い;
なので重厚物用の平縫いミシンでコツコツ・・・なんて縫いません(笑
ミシンの調整して針を考慮すれば絹織物だって怖くない。
3800回転で一気に加速し、ベタ踏みです!
これでもメインミシンではないので遠慮したスピード。
メインで使用している魔改造の平縫いミシンは常時4000回転。
先日、そのミシンを4000回転ベタ踏みで回し続けた結果。
下糸のボビン&ボビンケースが熱く成りすぎて持てない事態発生;
ミシン屋さんの担当さんに相談してみたところ
「普通、そのスピードで回し続ける人は居ない(笑」
そう言われてしまったのですが
「折角の改造ミシン。ミシンの性能はフルに発揮しなくちゃ!」
と笑顔で答えた私です。
熱くなるの防止策も取って貰い、今日も魔改造ミシンは元気に4000回転で回っております。
因みに、出来上がった鞄の画像は他社様の商品なので秘密にしておきます(笑