サンプル縫製が続く日々なのでネタはあれどブログを書く気力もなく;

どうやら児島では本生産の工場さんがサンプルを縫えない(縫う間がない)状況のようでヘルプのお電話を頂いております。

で、

プロスタジオカセイも縫い子は私一人なので言うなれば早い者勝ち。

昨日も綿コーデュロイのパーカーを受けた直後にデニム×革のパンツ依頼が。

着物の本生産も抱えている状況なのでデニム×革パンツは革に綿+裏地でボンディングする作業のみお受けしました。

革ボンディングさえ済んでいればパンツの縫製なんて児島内なら何とか成るでしょう。

そんな中!

私自身も楽しみにしている琴浦高等支援学校の生徒さんとの時間。

本日は初の学校訪問しての指導をさせて頂きました。

勿論「児島御守りプロジェクト」

先日に続き御守りを本生産する為の下手間作業です。

日々の社内業務でもこの下手間が出来ているのといないのとでは大違い!

例えば裁断がパーフェクトに出来ているかどうか。

悲しいかな 安かろう悪かろう の裁断屋さんも居ます。

某裁断屋さんの裁断品なんて縫いたくもないです!!

私はそこの裁断だと仕事をお断りしています。

安いってだけで裁断に出す会社もありますが、仕上がり品の寸法が出鱈目になる程の適当さ。

それが「日本製」「コレクションブランド」の中にもある現実。

うーん。

名前が売れたブランドの勝ちかもしれないけれど価値はないな(笑

ProStudio KASEIでは本生産の際、指名している裁断屋さんが居ます。

元々は他所の裁断屋さんに出していようともうちで縫う本生産はその裁断屋さんの切ったモノでないと嫌です。

児島の裁断屋さんがあまりしていない放反もキッチリしてくれるし、

合印の入れ忘れも皆無なので縫製に掛かる際の手間が殆ど掛かりません。

仕上がりのサイズ感や見栄えのスッキリ感も違います。

安くて後の手間が掛かるより、少々高くても後の手間が要らない方が結果、コストが安くつくと思っていますが如何でしょう?

と、下手間の授業話から裁断屋さんの話に成ってしまいましたが;

どのような裁断屋さんへ出すかは縫製するにあたり私の中では大切なポイントの一つです。

そして裁断後に大切な下手間・前準備。

本日の授業では持ち回りせず、午前中ずっと同じ作業を継続。

 

安定の女子チーム。

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先日はお休みしていたIさんにNさんが縫製手順を伝達。

Nさんはもう手順も縫うべき資材(畳縁+芯)もちゃんと頭に入っててとっても手際良く進めてくれました。

この作業はNさんにお任せしっぱなしです(笑

Iさんは初の芯縫い付け作業でした。

最初は慎重すぎる程、慎重だったのが「そのくらいで大丈夫!」の言葉で安心したのかスルスルと進めれるように。

次に会う時も2人にお任せするだろうから宜しくね!

 

そしてこちらも安心の紐カットチーム。

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飾り用のベルトループも結構なメーター数を渡していた筈なのに、あっという間にカット終了!

然も、ちゃんと色柄・ステッチ別に仕分けてくれてて前準備パーフェクト。

引き続き紐カットしてくれていました。

35cmと45cm、バランス良くカット出来たかな?

口数は少ないけど黙々と作業を進めてくれました。

 

そしてキャラ勝ちチーム(笑

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その2人のクルミ釦作りを見守る校長先生。

MくんとIくん。

貴方達はキャラ勝ちです(笑

作業云々よりも話してくれる事がオモシロすぎる!

でも、本生産に成ったら「丁寧に縫う・ひっくり返す」作業も入ってくるから話す間もないかな?

束の間の息抜きって事で。

 

そして本日は学校にお邪魔出来なかった大橋くん。

生徒さんが頑張った分、私が大橋くんから受けている自転車カゴの下手間に参加。

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合印を付ける図。

そして印に合わせてパーメックス(スナップ釦の親玉?っぽいパチンと留まる釦)を打ったのですが

 

・・・印ズレてた;

 

修正可能な場所だから問題なし!

毎度、ネタを有難う(笑